かんじの ほしあつめ(1年生の漢字のゲーム) > 保護者向けの記事

漢検10級の範囲と出題内容、家でできる準備

漢検(日本漢字能力検定)でいちばんやさしい級が10級です。対象は小学1年生で習う漢字なので、1年生の終わりごろや2年生になってから、はじめての漢検として受ける子もいます。

この記事では、まず協会が公式に出している10級の説明を確かめ、そのうえで家庭での準備の進め方を考えます。試験の日程や申し込み方法、検定料などは年度によって変わることがあるので、受ける前に必ず協会の公式サイトで最新の案内を確認してください。

10級の範囲は、1年生で習う80字

日本漢字能力検定協会のサイトでは、10級のレベルを「小学校1年生修了程度」、対象漢字数を「80字」としています。審査基準の「領域・内容」には、「小学校学年別漢字配当表の第1学年の学習漢字を読み、書くことができる」とあります。

つまり範囲は、文部科学省の学年別漢字配当表で1年生に割り当てられている80字そのものです。学校で1年生の間に習う字と同じなので、新しく別の字を覚える必要はありません。80字の一覧は「1年生で習う漢字80字の一覧」に載せています。

どんな問題が出るのか

協会の「各級の概要」では、10級の主な出題内容として次の3つが挙げられています。

審査基準には、「点画の長短、接し方や交わり方、筆順および総画数を理解している」ことも書かれています。書き取りでは形の正しさが、さらに書き順や画数の理解も問われます。満点は150点で、合格のめやすは80%程度とされています。

問題の形や数をくわしく知りたいときは、協会のサイトにある説明や、協会が出している問題集で確かめるのが確実です。ほかのサイトや書籍の「よく出る問題」は、作った人の予想をふくむことがあります。

読みの練習と、書きの練習を分ける

1年生にとって、読むことと書くことは負担がかなりちがいます。学習指導要領でも、1年生は1年生の漢字を「読み、漸次書き」、つまり書くのは少しずつでよいとされ、書いて使えるようにするのは2年生の目標になっています。

家での準備も、読みと書きを分けて考えると進めやすくなります。

読み

読みは、短い時間でも回数をこなせます。字だけを見せるより、「大きい」「学校」「右手」のようにことばの形で読ませるほうが、試験の問題にも、ふだんの読書にもつながります。「日」が「ひ」とも「にち」とも読めるように、ことばによって読みが変わる字は、ことばごと覚えておくと迷いにくくなります。

書き

書く練習は、1回に何字も進めるより、2〜3字をていねいに書くほうが子どもの負担は軽くすみます。お手本にするのは、学校の教科書かドリルの字です。書き順と画数は、教科書や協会の問題集に示されているものを見て確かめてください。書き順は字によっては迷いやすいものがあるので、大人の記憶だけで教えないほうが安全です。

問題集との組み合わせ方

試験の形に慣れるには、問題集が欠かせません。とはいえ、80字がまだあまり読めないうちから問題集を解かせると、まちがいが続いて嫌になってしまうこともあります。

ひとつの進め方として、次のような順番があります。

  1. 80字を読む練習をして、読めない字を減らす
  2. 読める字から、書く練習を少しずつ始める
  3. 試験の1〜2か月前から、問題集で試験の形に慣れる

期間は子どもの様子に合わせて調整してください。学校で80字を一通り習い終える1年生の終わりごろに受けると、授業の復習がそのまま試験の準備になります。

このゲームでできること、できないこと

「かんじの ほしあつめ」は、1年生の漢字80字を読む練習のためのゲームです。範囲は10級と同じ80字ですが、漢検の問題の形に合わせて作ったものではなく、書き取り・筆順・画数の練習はできません。読みの練習の一部として使い、書く練習は紙で行ってください。

ゲームの中では、字から読みを選ぶ問題、読みから字を選ぶ問題、文の中の□に入る字を選ぶ問題が出ます。学校のことばがまとまった「がっこう」のステージには、学校・先生・名まえ・一年生など、1年生がよく目にすることばが入っています。

※「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。このサイトとゲームは、日本漢字能力検定協会とは関係がありません。

出典

(文:こたえや編集部)

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